昨日定休日だったので朝のNHKのお茶の間番組をしっかり見てしまいました。ダニについての権威の吉川翠さんがゲストで、梅雨時のダニ対策について,特集しておりました。我が家ではダニの被害は受けていないのですが、猫もおりますし、居間にはカーペットも敷いてありますので。さすがに番組が終わった後久しぶりに大掃除をしてしまいました。家具の裏側など、ダニの好みそうな場所は徹底的に掃除機で清掃しました。
ダニの好む生育条件は気温23度~30度、湿度60パーセントと言いますから、まさにこれからの季節はダニにとっては、快適な環境条件がそろっています。その上に食べるものがあるという条件が揃えば、爆発的に繁殖してしまいます。
そこで高性能住宅を造っている、ハウスアンドガーデンの社長としての提案です。
1、まずは彼らの餌をなくしましょう。それには掃除機がいちばんです。室内には人間の体の一部がはがれ落ちたフケなどの角質や、ペットの食べこぼした餌などを、ダニもろとも吸い込んでしまいましょう。
2、室内温度は人間の好む温度と一緒ですから変えられませんから、湿度を落とすことに挑戦しましょう。ここで建物の気密性能が必要になってきます。湿度を下げる方法としてはエアコンをかけるとか、除湿器で除湿するのですが、建物の気密性能が悪いとエアコンだと寒くなるし、除湿器では水とれるけれど,湿度は少しも下がらないという結果になってしまうのです。 高気密住宅では可能です。
テレビなどのマスコミでは、世の中一般的な家のことしか言えないので、常識的な事をとりあげますが、実は常識とは違う部分もいっぱいあります。日本人は一般的に窓を開けると新鮮なよい空気が入ってくると信じていますが、それは気候条件の良い時の話で、梅雨時に窓を開けてよい事などありません。冷たく湿った外気を取り入れたら。それこそダニの思うつぼです。ですからこの季節高気密住宅に住んでからっとした室内環境を楽しみましょう。