先日アップされたISAKAのブログ内で、ヘルマン・ヘッセ先生の庭づくりやエッセイ集にふれていました。
このヘッセ先生の『庭仕事の愉しみ』(V・ミュルス編/岡田朝雄 訳/草思社)は、とっても素敵な本なのです。エッセイや詩、本人が描いた挿絵もあって、休日にふらふらと本を片手にお出かけするには最高の一冊です。
皆さんご存知の様に、ヘッセ先生は、詩人・作家・・・「車輪の下」は得に多くの人に読まれていて有名ですね。後半生は、執筆に費やす時間以外は庭仕事を愉しみ、沢山の植物を育てていたそうです。
『土と植物を相手にする仕事は、瞑想するのと同じように、魂を開放させてくれるのです』
ヘッセ先生は、庭(自然)から多くの事を感じたのでしょうね。
どのページから読んでも良いです。
あの涼しい庭にこずえのざわめきが
私から遠のけば遠のくほど
私はいっそう深く心から耳をすまさずにはいられない
あの頃よりもずっと美しくひびく歌声に。
(詩『青春時代の庭』/ヘルマン・ヘッセより抜粋)
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