只今、9/15〜から開催される秋のバザールの準備中です。
今回も去年以上に大量のキリム・ギャッベがやってきますので、お楽しみにしていてください。
バザール期間中のみ、お得な特別価格にての販売です。全て一点ものですので、お気に入りの1枚をこの機会にぜひ、お探しにいらしてください。
キリムって?
中央アジアから西アジア、にかけての遊牧民が織った平織りの敷物のことです。
キリムの素材は、ウール、山羊、コットン・・・それからシルクまであります。インディゴ、アカネなどが草木染めの染料として使われ、色彩も自然な優しく深い味わいを出しています。
夏は涼しく冬は暖かいキリムは、四季を通して活躍してくれます。床に敷いたり、壁に掛けたり、椅子やソファカバーとしても素敵なテキスタイルですし、天井から下げて間仕切りに使ってみても表情ゆたかなインテリアになります。
ニューキリムやオールドキリム、ビンテージキリムなど、古くなればなる程、価値のでるものもあります。
ギャベって?
ギャベとはペルシャ語で『粗い』roughという意味です。
イラン南西部のザクロス山脈から南部ファールース州の高原にかけて遊牧生活をしているルリ族、カシュガイ族などの遊牧民によってはるか昔から織り続けられている『毛足の長い絨毯』を指しています。
ユニークでアート感あふれるギャベのデザインと色彩は、同じものがひとつとしてなく、最近では、ヨーロッパや日本を中心に人気が高まっています。
ギャベの図案も、織り手である遊牧民の女性たちが人や動物、花などをモチーフにイメージを膨らませながら即興で織り上げていきます。染めも、キリム同様草木染めです。
青・・・ケレンデという植物
赤・・・アカネ
黄・・・ザクロの皮や雑草
茶・・・クルミの皮や木の皮
緑・・・ジャシールという木の葉や枝
主にこれらの植物から染料を作って染め上げられていますが、染めをせずに羊毛そのものの微妙な色合いをそのまま使用したりもします。
当日は、キリムやギャベのお手入れ方法などもご案内致します。
美しく素朴な色彩や図案の数々は、私たちの生活を、時には楽しく・・・時には優しい気持ちにしてくれる素敵なキリム・ギャッベをご覧にいらしてください。
皆様のお越しをお待ちしております。