一昨日東京タワーの下のオッフィスでパッシブハウスの話を聞きにいった時の写真です。ライトアップされた東京の象徴は、誠に美しく大きさと明るさに圧倒されました。それにしても電気代はどのくらいかかるのだろうと想像すると、恐ろしくもなります。長い間断熱の良い家を造ってきて、いまパッシブハウスに挑戦しようとしている、そのお話を御聞きしたビルの真ん前が、エネルギーをがぶ飲みするライトアップされた東京のシンボルであったというのも、皮肉な組み合わせです。
これからの住宅はどちらの方向に向かうのかと言う事を考えたときに、明らかにゼロエネルギーに向かうと考えます。地球温暖化の問題で益々エネルギーコストは高くなりますから、今と同じ快適さを保とうとすれば、当然光熱費は高くなります。だれでも安い費用で快適に住む事を望むでしょうから、住宅の高断熱化は、避けられません。私は
群馬県内で最初に高気密高断熱住宅を造った人間です、それ以降高気密高断熱住宅以外は造らないと宣言して、高性能住宅をつくり続けてまいりました。人生最終コーナーの挑戦はゼロエネルギー住宅です.その為の準備はすでに整っています。後は実行のみです.