HOUSE&GARDEN_Negi

究極のお一人様住宅

下の写真で紹介する家は，現在進行中の家です。私の実家にあった物置に10平米以内の増築をして，最小限の家のモデルハウスとして、1月14日に着工しました。昨日は増築部分の構造が1日で出来上がりました。屋根もいったんはがして内外断熱するために、木質の断熱ボードの上に屋根を葺き替えました。工事の進行に合わせて、アップして行きますので，楽しみにしていてください。

ヒートショックをなくそう

　本日の朝日新聞の2面ひと欄に『家の中の危機、ヒートショックをなくせ』という記事が掲載されています。大阪の歯科医の上原裕之さんがご自身の体験にもとずいて、活動される運動を紹介したものです。有害化学物質によるシックハウスや、断熱の悪い住宅に於ける，部屋ごとの温度差の危険にいて、誠に良いタイミングにとりあげられています。業者が書くと宣伝になってしまいますが、実際に体験されたかたの記事は説得力があります。

ももちゃん大満足

　昨年暮れに完成した高崎のリノベーションの施行例です。この家のコンセプトは

働きやすく，美しく収納できて、愉しく暮らせる家に改修するこたでした。ご両親の建ててくれた家で同居する時，2階にキッチンを増築して2世帯住宅として暮らしてきたのですが，このたび1階のキッチンを改装し．リビングの隣の和室を洋間にして，ピアノを置くという計画でした。計画の段階で，次女のももちゃんの特別な居場所として天蓋付きのソファーをつくりました。

キッチンは大理石のカウンタートップにして調味料などを、かわいく置けるようにモザイクタイル貼りの小さな棚をつくりつけました。

奥様の趣味のビーズ教室のコンサバトリーは、天窓があるおかげですごく明るく，隣にあるキッチンにも明るさを提供しています。

断熱改修

昨日の朝日ぐんまに写真の様な広告を出しましたところ本日一組のご相談がありました。23年前から高気密高断熱の家をつくり続けている、私にとっては当たり前になっている断熱については、まだ改善されていない家が多くて、最近建てた家なのに寒くて仕方ないということでした。在来木造工法の家では、隙間風をなくすのが結構大変で、断熱していない室内壁のコンセントの穴から，すーすーと風が入ってとても寒いという話はよく聞きます．ともかく家の断熱の事なら何でも結構ですからご相談ください。以外と簡単で自分でも出来る解決策もあります。

ハウスドクター

昨年暮れにリノのブログにハウスドクターというタイトルのみアップされて、期待を持たせてしまい失礼いたしました．本年初のブログは家守りハウスドクターからスタートします。

　寒さ厳しきおり暖房に関心ある方が多いと思います。色々な暖房器具がある中でエアコンが案外効率が良いという事をご存知ない方が多いのには驚かされます．最近エコキュートという給湯器が人気があって電気代が安いともてはやされておりますが、実はエアコンも同じ原理でヒートポンプを使って、部屋を暖めているのです。ストーブがニクロム線を使って電力で熱を発生させる為に使っているのに比べエアコンは、モーターでコンプレッサーをまわして、外部の熱を集めて利用しているので、直接暖めるのに比べて3倍も効率が良いのです。空気を汚さないエアコンはおおいに使う方が良いと思います。ただし室温が上昇すると相対湿度は下がりますから、加湿器は使った方が良いでしょう。加湿器についてですが、室内に燃焼ガスを放出するタイプの暖房器具（石油ファンヒーター、石油ストーブ、ガスファンヒーター、ガスストーブなど）を使う場合は燃焼ガスの中に水蒸気を含みますので、必要ありません。あまり加湿しすぎると、結露をおこして、かびが生える原因になりますからご用心、カビから引き起こされるアレルギーやぜんそくは恐ろしいです。