本日サッシメーカーの営業の方がエコポイントのセミナーの案内を持って来社されました。その時の話の中である大手のカメラ家電量販店もサッシの改修に乗り出すという話をしていました。その話を聞いて全く抜け目のない人達だなあ、、、と感じたと同時になんて節操のない話だろうと感じたのも事実です。今補正予算が成立してエコポイントがサッシ1台につき1万5000円なんて話が出ると,すぐに宣伝して、うろうろしている建築会社を出し抜いて,補助金をせしめようと言う魂胆がみえみえです。
断熱なんてそんな甘い物ではありませんよ、、、、、と言ってやりたいし、エコポイントにつられてサッシだけ変えても,少しも暖かくならないという事実を消費者も知らなくては,お金の無駄づかいになってしまいますよと声を大にして忠告したいと思います。というのも先日断熱診断させて頂いたお宅の話ですが、5年前に建てた家で、サッシはペアガラスなのに寒くてしかたがない、ということでのご相談でした。行ってみると,無垢材の床板が収縮して隙間があいて、そこから寒風がはいって寒い家になっているのです。床下も断熱材が入っているのですが、あまり効いていないのです。このお宅の場合は、床下から風が入らないようにするのが先決です。このような断熱施行に家では様々な箇所を治さなくては、ほんとうに暖かい家にはなりません。くれぐれも目先の欲につられたにわか業者の甘い言葉に乗らないように。