今年度も定期演奏会が始まって500回の節目迄あと一つ。階段を登って2階のホールを
見た時、夕日がとてもきれいなホールの風景でした。アントニン・レイモンド設計の
素晴らしい施設。施設の遺産が騒がれていますが、この音楽センターこそ残すべき建築だと思います。
ロシア作曲者で構成された今回の演奏会。チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は
現在19歳の新鋭、山根一仁さんの美しい演奏。それ以上に驚いたのはアンコールに
演奏したパガニーニの旋律による独奏曲。奇想曲の24曲目でしょうか。
初めて聴きましたがすごい難曲だと思いました。
これをアンコールに持ってくる所の凄さ、ラッキーですね。
最後は初めて聴いたラフマニノフの交響的舞曲。馬のギャロップを想像させる様な旋律で
ダイナミックに始まり、ウインナワルツ風のリズムが有ったりあきさせない映画音楽の
様な展開が面白く、最後のスケール感も大きな名曲でした。
知らない曲の出会いが楽しめた一夜。
投稿情報: 16:29 カテゴリー: 音楽, 風景 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
「マーラーの交響曲第六番悲劇的」はエリアフ インバル指揮のものが過去話題にもなり
その時のCDはかなりの回数聴いた記憶があるのですが、1月の群響定期演奏会の曲は
正にその曲でした。群響で個人的には2回目の拝聴でしたが、群響の長い歴史の中でも
今回が3回目の演奏と解説を聞き、その内の2回を聴ける事はかなりの幸運だった様です。
多分遠方からも多くの来場が有ったと思われる今回の演奏は、音の厚みがあり、
打楽器のキレがあり、透明感も含めて、とてもすごい演奏会だったと感じています。
CDでは感じられない楽しみ。
写真はY邸のエキナセアに飛来したアオスジアゲハ。
群響の定期演奏会では3月22日はついに「ホルストの惑星」。4月19日は個人的には
驚きの「レスピーギの交響詩 ローマ三部作 祭、噴水、松」一挙演奏。
これすごいの一言(個人的には)音の洪水、特に「ローマの松」大好き。
アルファ乗りにはイタリアチックな音の洪水を是非聴いて欲しい。??なんで。
投稿情報: 15:57 カテゴリー: 音楽 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
群馬交響楽団10月の定期演奏会はスメタナの交響詩わが祖国全曲の6曲でした。
2曲目はモルダウという川の名前と思っていたのですが、今回解説でチェコ語で
「ヴルタヴァ」が最近は正しい名称と知り驚いた次第。
有名な曲のわりに全曲の演奏は珍しい様で、群響でも約25年ぶりだそうです。
曲は冒頭からかなり演奏が難しい感じで「難曲」の部類だと思いました。
複雑に絡み合う音色とリズムは独特の聴きごたえが有り、
ゆったりとした2曲目とは全く違う表情です。
ショパン国際ピアノコンクールの地区(高崎)、全国(横浜)、アジア大会(横浜)
が千円で聴けると言う事。当日券のみです。2つ目は来年3月(高崎)
ウラディミールアシュケナージがピアノデュオで春の祭典他を演奏する旨載っていました。
投稿情報: 16:35 カテゴリー: イベント, 音楽 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
音楽ネタです。昨日の群響定期演奏会は、なかなか素晴らしい演奏会だったのですが、
2曲目、「プーランクの2台のピアノのための協奏曲」は生演奏を聴ける事が
なんとも夢ではないかと思いました。
この曲の最初の出会いはテレビ。数年前、週末夜の番組、サイモンラトル指揮
ベルリンフィルの録画で、ピクニックコンサートと名付けられた、ドイツの
屋外ステージで夕刻から聴衆がロウソクを灯しながら鑑賞しているシーンでした。
2台のピアノは有名なラベック姉妹。パガニーニやプロコフィエフ的なメロディーを
聴いていると第1楽章の途中、突然ピアノの独奏になり、静かにインドネシアの
ガムランを思わせる美しい旋律が始まります。
その曲の美しさと、豊かに音楽を鑑賞する羨ましい環境に驚かされました。
敏腕のピアニストを二人もオーケストラの他に必要とする曲なので、
群響のリクエストには期待しないで記入していた曲なのです。
今回名演奏であったのと、お二人のピアニストがインドネシア風と見える衣装で登場し、
会場を盛り上げていました。
写真はジョイフル本田 新田のボタニックガーデンに咲くダリア。
投稿情報: 19:21 カテゴリー: 音楽 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
群響ネタです。5月19日の定期演奏会は三善晃の祝典序曲で始まりました。
初めて聴く曲。大阪万博の開会式の為に創られた曲だそうです。
多くの打楽器を含めた、個性的で複雑でスピード感満載の曲。
今迄聴いた事が無かったのが驚きの、完成度が高い曲と感じました。
早速三善晃のCD全集を頼んでみました。今年度の群響定期演奏会では
三善晃の曲を数曲 演奏曲目に入れています。
3曲目はショスタコーヴィチの交響曲第4番。沼尻竜典さん指揮のこの曲 スゴイ。
手持ちのインバル指揮ウイーンフィルのCDより良い出来に聴こえてしまう。
約1時間の演奏時間の間、曲にしっかり向き合って聴いていると、
難しいこの曲の指揮の姿、演奏している姿を目前でみられ、
なんとも楽しい時間でした。
投稿情報: 20:15 カテゴリー: 音楽 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
6月25日の群馬交響楽団定期演奏会は、珍しいサクソフォン協奏曲の
美しい音色で始まりました。
休憩を挟んでショスタコーヴィッチの70分にも及ぶ交響曲第7番です。
沼尻竜典さん指揮による その演奏は、歯切れの良い爆発的エネルギーの
すさまじい名演でスゴイの一言でした。
「レニングラード」と命名された曲の中には
第五番の旋律や要素が散見されたり、兵隊の行進を思わせるリズムが有ったり、
日本の村祭りを感じさせる部分が有ったり、予想外の奥の深い楽しい曲でした。
(写真はジョイフルホンダのボタニックガーデン内モネの庭風の場所)
サイン会があったので須川展也さんのラベル、ドビュッシー、ムソルグスキー
が入っている楽しそうなCDを購入しました。
投稿情報: 15:22 カテゴリー: 音楽, 風景 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
今朝の本社モデルハウスです。
朝、こんな場所で音楽に包まれていたらどんなにくつろげるでしょうか。
実はハウスアンドガーデンの家は高気密高断熱なので、
室内温度が一定である事も確かなのですが、屋外の音が入りづらく、
中での音響も良いのできれいな音が楽しめます。
アンティークトランクの上に置いてあるのは群響のプログラムと定期演奏会の時、
購入したCDです。当日のサイン会で本人のサインが頂けるのが大変な楽しみです。
ピアニスト 児玉桃さんとアリス沙良オットさんのサイン。今年も楽しみな曲が多く、
レスピーギの「ローマの松」は生演奏をついに聴けるという感じです。
投稿情報: 11:48 カテゴリー: 音楽 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
ハウスアンドガーデン本社の道路ぎわに植わっているのが、以前にもご紹介した
トリトマ(シャグマユリ)です。夏に変わった花を咲かせますが、
その時期迄は本当に目立ちません。(写真は今年バラクラで撮影)
名前を覚える時に「トリトマの無い話で」と変な覚え方をしたら簡単に覚えられました。
花の下が段々枯れてきたなく見えるのですが、テレビで今話題?の井本がキリマンジャロ
に登る途中、アフリカの高原に咲いてました。
この枯れた花びらは夜の厳しい寒さから身を守る為だそうです。
こんな写真を出して何がしゃべりたいのかと言うと、9月5日の群馬交響楽団の
定期演奏会「ヴェルディのレクイエム」がとれも良かったので思わず何かに表現したかった訳です。
観客も演奏者も覚悟を決めて参加しているとでも言うか、たいした緊張感で、すばらしい名演奏でした。
投稿情報: 19:49 カテゴリー: 植栽, 音楽 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
群馬交響楽団の定期演奏会を拝聴しました。
バルトークの「中国の不思議な役人」は30年以上前、LPを毎月2枚を
買うのがやっとの頃、ブーレーズの指揮の物を散々聞き倒しました。
コダーイの「クジャク変奏曲」もオーディオにのめり込んでいた頃、
曲の旋律の美しさがお気に入りの一曲でした。そんな2曲ですから
聞かない訳にはいきません。結果は「中国、、」は、そのスケールの大きさ
は感動的、「クジャク、、」は神秘的なロマンチシズム満載の曲でした。
共に誇れるすばらしい演奏でした。
エネルギー景気が牽引役のロシアでは、そんなロマンチシズムを漂わせる
華やかなガーデニングが人気の様です。写真はロシアのガーデニングの専門誌
です。
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